~2021年9月
徒然なる日記
電話応対。
2021-09-23
このホームページを開設して10年を過ぎました。
ほぼ毎日更新していますが、最近更新する時にどうも時間がかかってしまうのです。なかなか入力画面が表示されないのです。
このホームページを管理している所へ連絡して解決策を講じました。10月から少しだけマイナーチェンジします(^-^)
さて、対策を講じる為に担当者さんから連絡を頂き、先日電話で指示を頂きながら操作したのですが・・・
毎回思うのです。
担当者さんの電話応対が素晴らしい!!今回の方で二人目なのですが、最初の方も今の方も電話応対がとても気持ち良いのです。
電話応対については前職で散々言われ続けました。
「電話ではお互いの顔が見えないので、応対には細心の注意をして、また電話したいと思わせるような応対が出来るように心がけなさい。」と。
今でも出来るだけ電話でのやり取りでは言葉遣いから声のトーン等を気を付けるようにしています。相手が不快にならないように、次も連絡がし易いように。
そんな風に前職で言われ続けてきたのですが・・・とにかく担当者さんの応対が素晴らしいと思っています。
電話での説明も分かり易いし言葉遣いや丁寧さもとても気持ち良い接遇なのです。いやいや、参りました(笑)
些細な事でも気軽に相談し易い対応です。
この電話対応は見習いたいと思っています。
実はオペレーターの方々は長崎県からだそうです。実際面会して色々と相談する担当者さんもいるのですが、その方は割と近場にいるようで。
年に数回お会いするだけなのですが、実はこの面会する担当者さんも気持ち良い対応なのです。分からない事も相談し易い。
オペレーターさんも来亭する担当者さんも、とにかく親切で礼儀正しくて丁寧なのです。そして適度に砕けた面もあって。
いつも些細な事で相談させて頂いているのですが、今回もとても気持ち良い対応をして下さって感謝です。
10月から少しだけ変更を加えます。その際はこの徒然日記に書こうと思っています。
昨日の電話での対応が忘れられず、思わずこの徒然日記に載せたくなってしまいました。
相手を気持ち良くさせられる電話対応、是非見習わせて頂きたいと思います。
歌は突然に(^-^)
2021-09-22
歌は良いですね。有名な曲であれば皆さん歌えるし、好きな歌手であれば聴き入れるし。
ろまん亭では一日中CDで歌を流しています。利用者さんの好みによって歌謡曲・演歌・童謡などなど・・・その場の様子で様々な曲を流しています。
今、歌う事が大好きな利用者さんがいます。CDに合わせて歌うのですが、これがまたまた上手い!!これまでろまん亭の利用者さんの中で恐らく一番上手だと思います。
もう一人上手な方が居たのですが、その方は童謡中心でした。今回の方はオールマイティ。
素晴らしい!!
その歌声に引っ張られて他の方々も歌います(^-^)
これまた素晴らしい!!
これまで余り歌わなかった方もよく歌うようになりました。しかも時々調子が出てくると自作の歌を歌ったりします。
先日は調子が良かったのか、トイレに行きながら、排泄をしながら歌っています。しかし聴いたことがない歌です。
「何の歌ですか?」と、外から聞いてみると、
「便所の歌だよ~♪」と。
大笑いしてしまいました(^-^)歌詞はよく聞き取れなかったですが、その発想が面白いです。「便所の歌」とは(笑)
お昼ご飯を食べている時も、自分の知っている歌や好きな歌が流れると突然一緒に歌い始めたりします。本当に歌が好きなのですね。
ろまん亭には残念ながらカラオケはありません。しかし最近はパソコンを使って動画付きの曲を流して観たり聴いたり歌ったりしてもらっています。
マイクが無くても歌えます!!しかもスタッフも一緒に歌って正に歌声喫茶♪♪
毎回毎回とは行きませんが、週に何度かは歌声喫茶張りの時間帯を作っています。
歌は良いですね。音楽が嫌いと言う方は今まで居ませんでした。過剰な音量では嫌がる方もいると思いますが、ろまん亭はほどほどの音量。耳障りにならないように気を付けています。
カラオケが無くても楽しんで歌えるものです。
今後もカラオケの導入予定はありませんが、パソコンなどを駆使しながら、皆さんと一緒に懐メロなどを楽しみたいと思っています。
しかし・・・本当に上手です!!聞き惚れてしまう事しばしばです(^-^)
久しぶりの散歩。
2021-09-21
秋になりました。気候も良くなり、その日の天気を皆さんの体調を見ながら散歩を再開しています。
今日は約一か月半ぶりに散歩をした利用者さんが居ました。認知症要介護5です。
基本的には手引き。散歩の時は横に並んで歩きます。
久しぶりの散歩です。しかも体格がよい方なので、体力と筋力の低下を鑑みて、半分の距離にします。
要介護5の方で散歩が出来ると言う事はすごい事だと思いますが、認知症で要介護5が出ている方です。声掛けも理解が難しく、訴えなども出来ません。言葉でのコミュニケーションはほぼ出来ない状態です。
しかしスムーズでは無いにしても体は動きます。
さてさて、散歩。
無事に外まで出られましたが・・・やはり足の出が悪いです。腰もへっぴり腰になってしまい、とても歩行と言うには姿勢も悪くてちょっとびっくりです。
・・・う~ん、この状態だとしばらくは半分の距離で少し慣らした方が良いかな・・・
そう思いました。
半分の距離でも息切れしている様子です。やはり一か月半動かないと体力・筋力が落ちますね。
これからは気候も良くなるので、定期的に散歩をして少し体力・筋力アップ、維持を目標にしたいと思います。
ろまん亭に戻って水分補給。暫くすると・・・
居眠りしてしまいました。
・・・え?そんなに疲れたの(^-^;・・・
普段から目を閉じがちな方なのですが、普段は働きかけるとすぐに目を開けます。しかし今日は反応しますが目を開けません!!
笑っていましたが、もしかしたら軽い拒否かも知れません(笑)
ただ、帰りの時の動きは良くなっていました。軽い運動は良い影響が出ます。
ご家族にもお散歩を再開した旨を伝えると、とても喜んで下さいました。体格などを考えるとご家族での散歩はなかなか骨が折れると思います。
出来るだけデイサービスで対応したいと思っています。
以前はかなり歩けたのですが・・・突然へっぴり腰になってしまい、歩行が少々厄介に。少しでも改善するように対応して行きたいと思っています。
久しぶりのお散歩、疲れた様子はありましたが、少しだけ動きが良くなりました。少しずつの積み重ねが大切です。コツコツとこれから積み上げて行きたいと思います。。。
認知症あるある。
2021-09-18
「認知症あるある」のお話です。
先日ある利用者さんを送りました。「じゃぁまた明日ね!」と、お互い元気よくお別れの挨拶。にこやかに分かれたのですが・・・
翌日の利用時、朝お迎えに行くと・・・
何と左顔面に擦り傷が出来ているではありませんか!!明らかに転倒して付いた傷です。しかしその朝はご家族が不在。本人の証言だけが頼りです。
「あら~、もしかして転んじゃいましたかね?」と聞くと、
「え?何が?」と(^-^;
そうです、転倒した事を忘れているのです。
「顔に擦り傷がありますよ。」と言うと、
「あ、本当だ。どうしたんだろうね。」と返事が。他人事のようです(笑)
認知症の方々、ご自宅での転倒で付いた傷や痣の事を忘れてしまうのです。転倒した事を覚えているのはまだ良い方。転倒した事すら忘れてしまうのです。
そして傷の痛みも意外と鈍感だったりして、傷や痣は言われなければ分からない・・・と言うケースも結構多くあるのです。
「何かここが痛いんよ~。」と、転倒時の痣を指したりします。「転んだんじゃぁないですか?」と聞いても「分からない」「知らないうちに付いたもの」と言う返答は多いです。
そうなんです。認知症の方の場合、転倒などしても忘れてしまうので、どこでどうやって付いた傷や痣なのかが一切不明な事があるのです。
まさしく「認知症あるある」だと思っています(^-^)
幸い今回の方、ご家族が一緒の時に転倒したようで、翌日には状況をご家族から伺い、原因が分かってひと安心。擦り傷だけで後は膝に一か所痣が出来ているのみ。
骨折などをしなくて良かったなぁと思いました。
因みに転倒時の様子も伺ったのですが、どうも犬(小型犬)の散歩をしている時、前を歩いていた犬が急に立ち止まり、踏まないようにしようとしたら転倒してしまったようなのです。
その話を聞いて正直「すごいなぁ」と感心しました。何故かと言うと、犬を踏まないようにして転んだからです。
通常利用者さん達の年代になると避けたくても避けられずに・・・と言う方の方が多かったりするのですが、今回の方は「避けなければ」と言う意思の元、体も反応したからです。
来年は90歳になる方。なかなかの運動神経です。
ともあれ。
転倒で一番怖いのは大腿骨骨折です。これも利用者あるあるの一つだと思うのですが・・・
転倒→大腿部骨折→入院→認知が進む→在宅戻れず入所もしくは入居。
このような流れは年配の方にはよくある流れなのです。だからこそ、大腿部骨折は絶対に避けたい事なのです。
顔を擦って膝に痣。それだけで済んで不幸中の幸いです(^-^)
当の本人は転倒した事、傷や痣の事はすっかり抜けています。ある意味幸せでしょうか(笑)
認知症の方が一人の時に作ってしまう傷や痣は原因が分からず不思議に思う事が多いですが・・・今回は原因もしっかりと分かって良かったです。
兎にも角にも軽い傷と痣でホッとしました。
皆さんもどうぞお気を付け下さい!!
失禁させない為に。
2021-09-17
朝お迎えに行った時に排便中の利用者さんがいました。
要介護5の方。認知症ありです。
要介護5で認知症の方が未だに日中は布パンツで過ごせるのはとてもすごい事だと思っています。もちろん夜間は失禁してしまうようですが・・・
排便に関しては夜間に便失禁してしまうケースが多いそうですが、今日はトイレで排便!!すごい事です。
・・・がしかし。便の量が普段の半分くらいとの事、日中デイサービスで排便の可能性が極めて高いです。
基本的に排泄全てに関して訴えはありません。仕草や言葉や雰囲気で察知してトイレ誘導しています。幸いほとんど失禁はありません。
そして今日は排便の可能性が高いので、要注意です。
とりあえずろまん亭に到着後すぐにトイレ誘導。親指大の固そうな便がコロコロ二つほど出ましたが・・・この様子、恐らく出る時は柔らかめかも知れません。
イメージとしては固い蓋のような便が出たと言う事。更に要注意です。失禁の可能性も高くなりました。
お昼前頃。何となく動作が怪しい。本人も発語の感じが焦り始めているような雰囲気です。
更に・・・心なしか便臭もしているように感じました。
即トイレ誘導です。すると・・・
まだ失禁はしていません。そのまま便座に座って頂くと・・・一気に排便です!!
危機一髪!!柔らかめの便が一気に大量に出ました!!
失禁せずにちゃんとトイレにて排便出来た事が嬉しかったです。排便後に一応お尻の清拭。さっぱりです。
認知症の方々は失禁し易い傾向があります。デイサービス利用中は出来るだけ失禁せずに過ごして頂きたいと思っています。
その為には定期的な声掛けが必要。更に仕草は重要なサインです。そわそわしたり落ち着きが無くなったり。挙動不審になったりしていると案外排泄の可能性があります。
そんな時は例え違っていてもトイレ誘導するようにしています。もし出なければそれで良し、出ればラッキーです(^-^)
今回のように緩めの便が出る可能性がある場合はより一層注意が必要です。失禁は仕方ありませんが、極力トイレで排泄出来るように怪しければ頻回に誘導する事がベストだと思っています。
もちろん労力はかかりますが、それによって失禁が防げるのであれば、必要な労力です。
認知症だから仕方ない・・・そう言ってしまえばそれまでですが、折角デイサービスを利用しているのですから失禁は防ぎたい所。
失禁は仕方ないから・・・と思いがちですが、大抵の方の場合はちゃんとサインがあったりするのです。そのサインを見逃さないように普段から様子をしっかりと見守る事は重要な事なのです。
サインなく失禁してしまう方の場合は定期誘導が大切。サインが無い場合は流石に失禁も仕方ないと思いますが、定期誘導で時間をある程度習慣付けると良い目安になります。
失禁させない努力は惜しまずに注ぐべき事です。
今日は緩めの便でしたが失禁せずにトイレで排便出来た事がとても嬉しく思いました。
これからも極力失禁しないように皆さんと接したいと思っています。ご家族に良い報告が出来ました♪♪